最近は久しぶりに実務でFlashを触っています。
で、今になって「タイムラインベースのFlashムービーは読み込みの完了を待たずにストリーミング的に再生される」という、かなり基本的と思われる仕様を初めて知りました。
そしてそれは当然スクリプトからも制御できて、レアケースではありますがドキュメントクラスで
package { import flash.display.MovieClip; import flash.events.ProgressEvent; public class Main extends MovieClip { public function Main() { loaderInfo.addEventListener(ProgressEvent.PROGRESS, progressHandler); } private function progressHandler(e:ProgressEvent):void { // 80%以上読み込みが完了したら再生 if (uint((e.bytesLoaded / e.bytesTotal) * 100 ) > 80) { loaderInfo.removeEventListener(ProgressEvent.PROGRESS, progressHandler); gotoAndPlay(2); } } } }
みたいにして、何割完了したら再生というような処理も書くことができます。
これってもしかして常識でしょうか…。
冷静になって考えてみると「ああ、そうかー」とも思うのですが、そもそも「読み込みが完了していないと再生されない(できない)」というのがまず頭にあったので、この仕様を知った(というか教えてもらった)時は、目からウロコでございました。うーん、どこで間違ったんでしょう…。
ちなみに上記は外部SWFを読み込み・再生する場合も同様のようですが、ローカルでの確認や読み込むSWFがキャッシュに存在するなど、瞬間的に読み込みが完了する状況では、ProgressEvent.PROGRESSのハンドラでうまくMainTimelineオブジェクト(Loader.content)にアクセスできず、nullが返ってきてしまいます。
イベント自体は配信されていますし、適当になんやらすれば回避は可能ですが、原因がわかっていない(というか調べていない)ので、なんとも。何かまた変な勘違いしている可能性も否定できませんけど(‘A’;)
思い込みと中途半端な理解は怖いなあ、というお話でした。